「誰にでもわかる店名にしたかった。 この店名ならみんなに憶えてもらえるから」と創業当時のことを振り返りつつ「本当は加藤という名前を入れてもよかったんだけど」と笑顔を見せるのは、昭和43年に開業し、今年で51年目の老舗を守り続けている市内唯一の画材専門店「東京堂」の加藤和子さん。 長年にわたってご主人で店主の勉さんとともに、絵を覚えたての小さな子供から趣味で絵画を楽しむ人、そしてプロの“絵描きさん”たちの要望に幅広く応え続けてきました。 「脱サラして開業しました。画材店を選んだのは、当時建材店に勤めていた主人の上司からの勧めと、北見市には需要があることがわかったから」と開業の経緯を説明。 お二人の実家が北見市ということも決め手になったようです。このテキストを変更するには編集ボタンをクリックしてください。
お二人がこだわりと愛着をもって育ててきた店内には、有名メーカーの各種絵具やキャンバス、掛け軸はもちろんのこと、絵画に関するものならほとんどすべてが揃っており、今ではその豊富な品揃えを目当てに訪れる人たちの“聖地”として愛される存在に。
加えて、油彩画の香りがかすかに漂う中、買い物とともに楽しめる和子さんとの会話もこの店の大きな魅力のひとつ。
近くの絵画教室に通う“常連さん”らが、毎日のように訪れて会話を楽しんだり、市内の小学生が興味を持って職場見学に来ることもあるなど、いろんな世代との笑顔のふれあいが続いているとのこと。
明るく落ち着いた店内は豊富な画材とともに、多くの絵画が個性的な輝きを放ちつつ飾られています。人一倍絵画への愛着を持って、花や風景、人物画など、大小さまざまなタッチで描かれた絵画を説明してくれる和子さんですが、ふと、飾られている大きな油絵に目を留め「最近は家の中に絵画を飾らないご家庭が増えていて、少し寂しい」と最近の傾向に残念がる姿も。しかし、「見慣れた空間にお気に入りの絵画が新たに一枚加わるだけで、目に見える景色も気持ちも豊かになります。これから家を建てられる方も含めて、ぜひ絵画を飾られることも検討してほしい」と再び笑顔で絵の持つ魅力について話してくれました。
今ではインターネットも普及し、このような商品も格安で気軽に入手できる一方、自分の目で見て、触れてみないと分からない商品が多いのも事実。写真で見ても実際は粗雑な作りの筆だったり、すぐ壊れるパレットだったり。でも、東京堂なら、加藤さん夫婦の目利きで仕入れる豊富な品ぞろえの中からベストの商品を見つけることができることはもちろん、お二人のアドバイスでより良い買い物ができるはず。
「多くの皆さんに気軽に立ち寄っていただきたいですね」そう語る和子さん。気軽に水彩パステル画を始めたい方、教室に通って本格的に絵を学んでみたい方、今一度趣味として絵画に取り組んでみたいと思っているリターンアーティストなど、それぞれの要望に応える店、それが東京堂です。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。
店 舗 情 報
住所
北見市北2条西3丁目11番地
電話番号
0157-24-4150
営業時間
AM 9:00 ~ PM 6:30
定休日
毎週火曜日
業種
額縁、画材
販売品目・サービス内容
額縁、絵画
電子マネー
クレジットカード
日専連
ポイントカード
専用駐車場 あり
無料駐車券
ホームページ なし
Wi-Fi なし
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